今、車のカメラを4Kにしたい衝動に駆られています。より動画をきれいにするため、というのはあるのですが、主にYouTubeの仕様によるところが大きいです。
最初はそんなに気にしていなかったのですが、やや暗めのシーン(動画だと、林道のようなところで日影になっているところ)では、めっちゃ画質が悪くなっているということに気が付きました。
よくよく調べていくと、通常のHD(1920x1080)の30fpsでアップロードをすると、avc1 (H.264 ?)で再エンコードされるとのこと。このときに、ビットレートをかなり下げられている感じがします。画質重視よりも速度重視のようですし。
さらに、私の動画が、3倍速とかで速度を速めているために、画面の変化量が大きく、圧縮に向いていない動画になっていることも影響しています。実際、アップロードした動画の中でも途中に入れている静止画(デジタルカメラで撮った写真)の部分は変化なしのためにちゃんときれいです。
木がたくさんあるシーン(葉っぱ等の細かい描写、木陰の暗い部分などが多い)。動画内でも気になる
遠くまで見通せるシーン。遠くのものは動画上では変化しないものになるので、圧縮に都合がいいのに加えて、明るいので色がはっきりしており、動画では問題なく見えます。
動画内に写真を張り付けたシーン。前後の動きがないので、圧縮効果は絶大。とってもきれい。
とてもきれいなYouTube動画どうなっているのか?というと、VP9フォーマットでエンコードされています。VP9の方が圧縮率が高いので、同じビットレートであれば画質が上がるってわけです。
通常は、収益化できているようなYouTuberな人などに適用されるらしいのですが、たんなる動画趣味な人の場合はそういうわけにはいかないようです。そこで、強制的にVP9でエンコードさせるには、Full HDを超える画質の動画をアップロードするか、30fpsを超えるフレームレートの動画をアップロードするか、になるらしい。
ということで、Full HD(2K)の動画を無理やり4Kにコンバートして動画を作り、アップロードしてみたところ、HD動画の準備にものすごく時間がかかるようになり、完成した動画はVP9でエンコードされていました。
車内の映り込みが目立つような暗いところは相変わらずひどいですが、葉っぱのつぶれ具合は緩和されてるかな?というのと、動いていると、だいぶ気にならなくなる程度にはなっています。
で、純粋な4K動画を編集すれば、かなりよくなるんじゃない?という囁きにつながるわけです。悩ましい。。。
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