インターネットと日本企業

昨日の木村岳史の極言暴論!のエントリで、グローバル企業になれない理由というネタがありました。確かに、昭和の時代では、猿真似+アルファの「アルファ」で高機能化してさらに安いことを売りにして成長し、グローバル企業になった会社はたくさんあったと思います。

でも、今、慣れないのは猿真似か?といわれると、要素ではあるものの、猿真似を開始する前段階があるんでは、と思ってしまうんですよね。

今はインターネットサービスがグローバル企業の稼ぎ頭ですが、世界の企業は

  • 最初から日本を市場に見据えている
  • 日本に設備がなくても日本向けにサービス提供ができる
  • モノがよければ、勝手に日本から使いにくる

という状況なので、ほぼ、猿真似する期間がありません。もちろん、意思決定に時間がかかりすぎるっても大きいですが、日本が遅れてサービスを開始する前に市場が固まります。

さらに、日本の経営者がやたらと慎重で、イノベーターやアーリーアダプターのタイプが少ないせいで、すぐに「実績は?」「どっかで使ってるの?」とか言ってくるので、立ち上がりがすごく遅くなりがち。まあ、これは使う側からすれば、しょうがないことなんですけど。スマフォのゲームで人がつかなきゃサービス終了なのでガチャはまわせない、みたいなのも同じか。。。

ただ、これは、本記事にも出てくる、無料でばらまく(無料期間のサービスを大胆にする)のをやってくれれば、もうちょっと、話は変わったかもしれません。無料でお試しができる状況にないんですよね。仲間を増やす戦略を取れればいいんだろうけど。。。

日本の投資家も手堅いところにしかいかないのも、大胆な手が打てない理由なんだろうな。。。

適当に過ごす日常blog

50まじかになってフリーになったSEです。今までなんとか生きてこれたので、これからもなんとかなるかなーという適当な日々をつづります。

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